

40代は答え合わせ
月に一回薬膳を学び始めて、中医学に少しずつ触れています。 たった月に2時間ですが、私にとって講座中の時間は「答え合わせ」のような時間です。 身体を壊すほどただがむしゃらに働いた20代。 子育てと仕事の両立に悩み、個性的で繊細な長男の子育てに悩んで、もがいた30代。 一言で言えば色々な経験をし、他人の人生の「生と死」を身近に感じながら過ごしてきました。 人に触れる事を生業としているので、自分の身体以上に人の心身の変化に敏感になってしまったのですが、それはそれで自分にとって必要なスキルなのでしょう。 湘南地域に住んでいるからか(笑)周りにはわりとスピリチュアルな人や発言をする人が多くて、エネルギーとか気とかそんな単語が普段の会話でよく聞かれます。 患者さんと「こんにちは!!」と挨拶した瞬間から私の問診は始まっています。 何気ない会話から、一挙手一投足、カルテの記載内容も全てを総動員して60分以内でその人を診ます。 そんな時も、カルテにその人の「気」を感じたままメモすることはよくあります。 元気、陰気、陽気、殺気、勇気、短気など「気」を用いる漢字は多々