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『私が時々、ヨガクラスを行う訳』


自分の助産院や、産婦人科クリニック、また地域で助産師として働きながら時々ヨガのク

ラスを開催しています。

もともとヨガは夜勤で自律神経が乱れまくっていた独身時代に趣味として始めたのですが、その後10年

くらいは細々続けていました。

逗子移住をきっかけに哲学も含めた本格的な学びの必要性を感じて、約5年前にRYT200を修了し、その後RPYTを修了。

その後場所を変えながら時々ヨガのクラスを続けています。

私の事をご存知の方は、私の体型がSNSでよく見かけるようなスレンダーで、インスタ映

えするインストラクタ―でない事はよくご存知のはずです(笑)

とりわけ身体が柔らかい訳でもないですし、凄いポーズができる訳でもないのですが、ク

ラスを継続しているのには2つの理由があります。

一つ目は当院での乳房ケアを卒業された患者さんと、気軽に繋がれる場所を作っておくこ

と。

もう一つはヨガが、身体だけでなく心に与える影響がとても大きいと思っているからです

(心と身体は繋がっている=心身相関)を体感できることで、様々な不調を癒し、より健

康へと導いてくれます。

育児中は常に、子どもに意識が集中するので、自身の心身の変化に気づきにくいだけでな

く、時々心の奥に眠っていた(押し込められていた)トラウマや心のしこりが、ひょっこ

り顔を出してきたりします。

そしてとどめは慢性的な寝不足。

産後の疲労から回復する間もなく、怒涛のスタートを切る事になるので、もうどう頑張っ

てもどうにもならない!くらいのところからが育児の始まりです。

そんな時でもヨガは、とにかくタスクが膨大な育児の助けになります。


分かりやすく言うと、ぐしゃぐしゃで足の踏み場もないクローゼットの前に立ち、「これは私の服」「これは子どもの服」などを仕分ける。

そしてさらにその中から「夏服」「冬服」などと季節ごとに分け、小さくて着られないものは廃棄する、または誰かにあげる。

膨大な服や小物たちを整理し、使いやすいように並べる、断捨離のお手伝いをしてくれます。

一回で納得のできるお片付けにならない時は、何度やり直しても大丈夫。

断捨離を繰り返すことで、本当に自分にとって必要なものがわかり、心地のよいクローゼ

ットに変わります。

もちろん風通しもよくなります。

40代も半ばになり、いやでも増えていく人生経験で、クローゼットが溢れかえりそうにな

っても、ヨガを通じて片付け方はどんどん上手になり、整理整頓されていく。

そして快適に過ごせるようになり、思考はどんどんシンプルになっていきます。


おしゃれなヨガウエアがなくても大丈夫。

周りの人とポーズを比べなくても大丈夫。

アーサナプラクティスを繰り返し、呼吸をコントロールして、ヨガ哲学に触れる。

皆さんの周りに、気になるヨガクラスやヨガスタジオ、近くにありませんか?


ライフコーチも自己啓発も、ヨガがあれば必要ないのでは?本気でそう思う今日この頃で

す。(そんなことない!!という反論があれば謹んでお受けします) 

答えはいつも自分の中にある。

自分を変える事ができるのは自分自身だけですからね。


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