産後ケア事業の取り組み

昨日は神奈川県助産師会が主催の研修会に行ってきました。

横須賀市、川崎市、横浜市で実際に産後ケア事業を行なっている施設の担当の方が事業内容や実際のケアについてお話くださいました。

自治体によってシステムも料金も違いはありますが神奈川県内で取り組み始めている市や区が増えています。

出産年齢が上がって、出産後のお手伝いがなく孤立していくお母さんや、経済的に育児が困難な状態にある家庭、精神疾患の既往があるお母さんなど退院後にサポートを必要とする母子が非常に多く、ケアが行き届いているとは言えない状況だそうです。

ただ産婦人科病院と地域の保健師、助産師の繋がりだけでなく小児科医、精神科医、ソーシャルワーカーなど様々な分野の専門家が連携して情報共有を行い、さまざまな分野からサポートして行く方法を模索しているというお話はとても感激しました。

産後のデイサービスやショートステイなど母子の安全を確保しながらサポートを行うには、施設だけでなくマンパワーも必要なので非常にコストがかかります。

どうしても自治体の援助なしではケアを必要としている人にサービスが行き届かない可能性が高くなります。

講師である助産師さんの一人がおしゃっていました。『産後ケアをきちんとやっていかないとこの先日本が危ない』と。

私が助産師として働き始めた17年前と現在では妊娠、出産を取り巻く環境は激変しているなと感じます。地域差も非常にあります。

ただ大切なことは人が人を育てるということ。赤ちゃんをお母さんだけが育てるのではなく、家族、地域、行政で子供を育てていく。そこが一番大切なのだと思います。

逗子という魅力的だけど小さな市の、唯一の助産院として何ができるのか、私も常に考え行動を起こしていかなければならないと強く感じた研修会でした。

森戸海岸の夕陽をパシャリ。富士山も少し見えます。

ただ太陽が地平線に沈む、、、それでこの美しさ。自然は偉大です。


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