一人一人の母乳ケアと育児相談

母乳ケアの難しさは『個別性に合わせる』の一言につきます。

お母さんの身体、生育歴、社会的な立場、育児に関する考え、夫婦関係、赤ちゃん側の要因、挙げればきりがありませんが、その人の胸だけを見てマッサージすれば良い結果が得られるということは決してありません。

だからこそ一番最初に当院にいらっしゃった時には十分な時間をとって問診をします。

今の状況になぜなったのか、問題点はどこにあるのか、その人なりの母乳育児のゴールはどこに設定するのか、マッサージしながらもたくさんお話します。

1人1人カルテに書き込んで、アセスメントし、問題点を明確にした上で問題解決の為の行動計画をたて、自宅でもケアができるよう自己ケアの説明もさせていただいています。

乳房マッサージに1時間!?と思われる方も多いかと思いますが、初回はあっという間に時間がすぎて行きます。

その一時間で患者さんとの信頼関係を築くのはとても神経を使います。

説明不足だったり、患者さんとの方針が違ったり、初回で信頼関係を築けなければ自宅で自己ケアを行っていただくことも不可能だからです。

自己ケアを行えるようにする、ということは患者さん任せにするということではなく、回復を早め、トラブル時に自分で対応できるようにしていける為でもあります。ただマッサージして終わりでなく自分の体のことを理解し、自分でトラブルに対応できるようにすること。

そうしたことの積み重ねで自分に自信がもてたり、トラブル時に慌てないで行動できるようになっていくことも、育児をする上でとても大切な事だと私は思っています。

乳房トラブルをお母さんのせいにするのではなく、制限だけを強いるのではなく、お母さんに寄り添ってケアを行える助産師となれるよう、私も日々修行です。

友人が庭に咲いていたクリスマスローズを持ってきてくれました。

彼女はいつでもフラットな状態で私に接してくれますし、きめ細やかな配慮がさりげなくできる人です。相手を思って花を摘む、、、素敵です。


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