

「心地良いはつながっていく」
「俺、思い出したわ。海の近くにずっと住みたいと思っていたんだった。」
今住んでいる自宅の内見をした後に夫が言った言葉。
この夫の一言で、その後約2か月余りで都内から逗子の海沿いに引っ越しを決めて、約5年が経とうとしています。
それまでは、長男の不登校などもあり、転校させるために区内で引っ越しをしてもなかなかしっくりいかない日々を過ごしていました。
本当にここでずっと暮らしていくのか、都内にいる時はこんな事をずっと夫婦で話し合う日々。
ちょっと個性的な我が子をどんな環境で育てればいいのか、日本中、外国の学校も調べたり、フリースクールの情報を収集したり、見学に行ったり、お金も時間もかなり費やしました。
カリキュラムに特色のある和歌山県の私立の小学校を受験してみたり、一時期は瀬戸内海方面に住もうと、岡山県の移住セミナーを聞きに行き、その後実際に岡山県のハローワークや物件探しもしていました。
そんな日々は無駄ではなかったけれど、思えば遠回りをしたものです。
都内からそんなに離れていない、逗子というこの町に引き寄せられるようにして住むようになって、色々